日本では新型コロナ治療薬に「アビガン」を正式承認への治験プロセス開始
記:2020年3月28日
一歩前進ですね。
安倍首相が会見
安倍首相は、3月28日に抗インフルエンザ薬「アビガン(一般名=ファビピラビル)」について、新型コロナウイルス感染症の治療薬としての正式承認に向け、治験プロセスを開始する考えを示した、というニュースを見ました。一歩前進ですね。
気持ちが軽くなりますね。
新型コロナウイルスには治療薬がない、
ということが、
世界中の人々を不安におとしいれ、
パニックにさせる大きな大きな要素の一つでしたから。。。
FUJI FILM 富士フィルム富山化学株式会社が開発
この薬を開発したのは、富士フイルムグループの医薬品メーカー「富士フィルム富山化学株式会社」だそうです。
さすが日本!
そして薬と言えば富山県ですよね!
これまでも、新型コロナ治療薬に関して様々な国が様々な薬を候補に挙げ、臨床実験を行っていると聞いていました。
この中で既に候補に挙がっていた「アビガン」が新型コロナウイルスに対してかなりの有効性があることが実証され、しかもそれが日本製の薬だということは、世界の人々の安心感がより増す原因になると思います。
せっかく有効性があると発表されてもそれが中国が開発した薬だとなれば、
ちょっと、、、ほんとうにだいじょうぶ?
と、悪いけれど疑ってしまいます。
なんせ中国は、かつて赤ちゃん用の粉ミルクにプラスチックの粉を混ぜて販売したり、
つい昨日も、
スペイン保健省は、中国企業から購入した新型コロナウイルスの迅速簡易検査キット約5万8000個が不良品だったとして、返品したと明らかにした。スペイン公共放送が27日、報じた。
というニュースが流れたばかりです。
このように国の信頼度は、
常日頃の行いから図られるという事を考えると、
やっぱり日本はすごい国だと改めて思います。
アビガン
2014年に西アフリカで流行したエボラ出血熱の治療にも、その効力を発揮したそうです。
ただ、この「アビガン」という薬は「タミフル」などのインフルエンザ治療薬が効かないような新型のインフルエンザウイルスが流行した時の為の薬だそうで、流通はしていないそうです。
そんな緊急事態に陥った時、国が初めてアビガンの投与開始を検討するという、貴重なお薬。
日本は200万人分の「アビガン」の備蓄をしているそうです。
しかし、、、アビガンの有効成分「ファビピラビル」のライセンス契約を富士フイルムと結んでいるのは、中国の浙江海正薬業とのこと、後発医薬品をこれから量産するのはこの中国の会社となるみたいですね。。。
開発ではなく、製造ならなんとか。。。
台湾でもアビガンは備蓄済み
富士フィルムのホームページによれば、
2015年に台湾政府機関が抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」の備蓄を決定、富士フイルム 台湾に「アビガン錠」を供給
とあります。
台湾はしっかりした国ですね。
果たしてブラジルは、、、?
ブラジルにも
FUJIFILM do Brasil Ltda はありますので、
ルートは確保。。。という程度でしょうか。
そこらへんは全くわかりません。
一日も早く
アビガンが世界中に行き届くことを願っています。
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