ブラジルの良心的な強盗!?
ここブラジルでは、
道を歩いている時に携帯電話を取られるという犯罪は日常茶飯事で起きています。
犯罪に会った場合すごく悔しいし、
許せない!!!という思いなのは言うまでもありませんが、
お門違いではありますが思わず聞いてほっこりしてしまった、
日系人の友人から聞いた二つのエピソードをお届けします。
ただしこのエピソードは約5年前位のものです。
日系人の友人から聞いた話 その1
ある一人のブラジレイラが、
携帯電話で話しながら道を歩いていたそうです。
すると後ろからバイクに乗った男が近づいてきて、
サッとその携帯電話を奪って行ってしまいました。
彼女はあまりにもショックで道端に座りこんだそうです。
すると後ろから誰かが彼女の肩をトントンと叩きました。
振り返るとさっきの強盗が、
盗んだ彼女の携帯電話から抜き取ったSIMカードを彼女に返して、
また逃走していったそうです。
日系人の友人から聞いた話 その2
似たような話ではありますが、
こちらもやはり道を歩いていたビジネスマンが、
使用中の携帯電話をバイクに乗った二人組の男に奪われてしまったそうです。
その強盗は逃走する際、
SIMカードは欲しいだろ?
この道を曲がった○○の✖✖の上に置いとくから。
と言い放ったそうです。
実際本当にSIMカードは置かれてあったそうです。
これらのエピソードを聞いて
え?!ブラジルには親切な強盗もいるんだね!
と思わず言ってしまった私。
盗られた方は親切もクソもないですよね。。。
不謹慎でごめんなさい(;'∀')
現在はSIMのデータも重要な犯罪の道具に
単に携帯電話本体を転売するための強盗のようでしたが、
現在は犯罪の形が変わってきているようです。
私の友人の娘さんが昨年携帯電話を強奪されたそうですが、
犯人はワッツザップの履歴から娘さんの交友関係を簡単に見分け、
恋人との恥ずかしい写真を探し出し、
○○○〇レアル払わなければ親にこの写真を送りつけるぞ、
お前の会社の取引先に送り付けるぞ、
と脅迫してきたそうです。
あと最近は、
返却を目的に携帯電話を強奪する形式があるとのことです。
一度強奪しておいてから、
〇〇〇〇レアル支払えば返す
と交渉してくるそうです。
対策としてとりあえず、
ワッツザップを2段階認証に設定しておいたほうがいい
とのことでした。
私もさっそく設定しました。
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